curtain call encore

推しのお芝居のお話をしたいだけ

「夢見せなくてどうすんだよ」/ 音楽劇「キセキ -あの日のソビト-」

⚠︎公演パンフレット記載内容を含みますのでご注意ください⚠︎

 

「音楽劇……ってナニ……………?!」

 

この舞台が発表された時にまず浮かんだ感想これ。いやそれはちょっと嘘。「推しの舞台きた!」「GReeeeNの舞台?!」の次、3番目くらいがこれ。

 

何せ音楽劇っていうワードに初めて触れた。

ミュージカルでもなくストプレでもない……?でも梅棒さん振付でダンサーがいる…………???

GReeeeNはもちろん知ってるし、持ってるアルバムに入ってる曲なら歌える。でもメンバーひとりひとりのことは存じ上げなくて、映画も存在だけ知ってて観たことはない(そして大楽前日に観た)。

 

そんな感じでいっぱいハテナを抱きながら観劇した初日。

これがまさに「音楽劇」であることは一目瞭然でした。

 

こんなにも「音楽」の持つパワーを体現した劇、そうそうない。音楽に感化される人々を描きながら、観客もその一員として呑み込む。そしてその構図が疑いようもなく成立するのは、紛れもなくGReeeeNの音楽の力があってこそ。結衣ちゃんの台詞にもあるように、魔法みたいなその力がそのまま具現化したような舞台だった。

 

「いくら言葉で伝えたところで届かない」

「でも音楽なら届けられる」

届けるために言葉を変え音を変えたJINが、断固として言葉を変えず音に乗せたGReeeeNの音楽の力を誰よりも痛感して、信頼して、切望して絞り出すこの言葉の説得力たるや。

 

実在の人物たちの実話を淡々と描いて「知ってもらう」のではなく、観客に「届ける」ことを強く意識して描かれていることが端々から伝わってきたし、それこそが画面を隔てず直に、生で届けられる舞台という形でこの作品をつくる意義なのではないかなと。

 

音楽を届けることと物語を描くことを同時進行する構成や、ダンサーさんを登場人物の写しのような形で動かして心情を視覚に直接訴えかける演出が、舞台作品の強みを存分に生かしてて見事……!!受験シーンの疾走感が大好きすぎた〜〜〜!

てかダンサーさん、というよりもはや役者さんでしたよね……?!アンサンブルとしての熱演に度肝を抜かれました、特にトシオさん『道』の曲中に彼が出てきて、「正しい道か誰もわからないけど」っていう歌詞とお芝居が重なるたびに泣いてた。トシオに涙腺握られてたと言っても過言ではない。あとクセ強支配人も好きでした(笑)

 

曲に関して言うと『ハジケロ』入れてくれたのがとても天才…………あそこで一体になって盛り上がれる没入感と生歌生バンドの音を浴びられる幸福感に一息で呑まれる。そのおかげでこの曲自体の好き度が爆上がって、テンション上げたい時に聴くようになった!

 

『声』は劇中で繰り返し歌われる曲で、JINの絶望とのコントラストが際立つ明るさ眩しさに胸がキュッとなる……

「あいつら楽しそうだな。つーか才能あんじゃね」「曲が良けりゃ(名前なんて関係ない)」っていう言葉のつらさ、、、

 

あとは『ソビト』がとびきり好きでイントロかかるとうれしーーー!ってなるのに、それが終演間近の合図でもあるおかげでイヤーーーッ!!!ってなっちゃうアンビバレンスに苛まれてた毎公演。この先この曲を聴くたびに蘇るんだろな〜〜〜そういう思い出のカセットテープみたいな面もきっと音楽が愛される所以のひとつ。

ちなみに作品名にも入ってるこの「ソビト」って単語、「素人」や「空人」と書くGReeeeNの造語で「自由に新しいことに挑戦していく人」を意味するそうで。父からの許しを得て音楽の合宿に旅立つ兄弟、そして歯科治療からの白衣を着たままの歌唱っていうGReeeeNが挑戦した新しいこと(歯医者とアーティストの両立)を象徴するシーンでこの曲を歌うのめちゃめちゃいいな〜〜〜〜〜って思う。ただもうどうしようもないオタクだから推しが歯医者さんしだした瞬間「ちょっくら今から虫歯こしらえてくる!!!!!」って劇場飛び出したくなった。ずるいってあの演出は〜〜〜〜!

 

 

話戻そ。アンビバレンスといえば(どういう戻し方?)この物語にはそういう感情の二項対立的な構図がよく見られるんですよね。

HIDEの「医者になる」という志は、「なんで医者って自分の子どもに後継がせたがるんだろ」ってボヤきつつも親に強要されただけの偽物だったわけじゃなく見えるし、「歯医者になる」「音楽をやる」どっちもきっと本心から望んでいたことで。

そしてJINの悔しさや絶望と喜びや希望も嘘偽りなく共存してた。

さらには結衣ちゃんの、将来やりたい事がありながら生きたいと思えなかったり、信じて進みたくても進むのが怖かったりっていう葛藤。

こうやって相反する感情の間で苦悩する登場人物たちを見て、人間の気持ちって一つに割り切れなかったりするものなんだ、割り切れずに全部抱えたまま進んでもいいんだってことに気づかせてもらえた。そりゃ何かを選ぶには何かを切り捨てなきゃいけない瞬間ってあるけれど、それを躊躇って立ち止まって迷うのって当然だし、それは無駄な時間じゃないっていうプラスの捉え方を示してくれた。っていうのはわたしの勝手な感じ方だけど!

 

あと絶対絶対喋っておかなきゃいけないのが、脚演を兼ねる吉谷さん自身が作詞された舞台オリジナル楽曲たちについて。

 

まずM1の兄弟曲『影』

夢を追う兄の陰で親の期待を背負った弟、夢を叶えた弟の陰でそれを支える側に徹した兄。どちらも互いの「」である瞬間があって、表裏一体で。最終的には兄が弟の影となり一緒に光を見るわけだけど、光を浴びる時にはいつも影が寄り添うことを考えたら、兄の存在って不可欠だよねって解釈が心の救いになる気がする。

これを開演後一発目に兄弟が歌うってすごく示唆的だし、その後に続くチケットの話も「運の半分を使ってしまった(兄自身が成功する運は尽きて、残りの半分が弟の成功を招く)」「兄が弟を大舞台に連れて行くためのチケットを手にする」みたいな解釈ができるな〜とか色々考えちゃう。

 

そしてM7『冒険』

何が起きるか分からない冒険に臆する勇者はいない」という歌詞自体すっごくすてきだな〜〜〜と思うんですが、「勇者」っていうワードは舞台前半にも出てくるんですよね。JINが父に抜刀されたと聞いたHIDEの台詞に対するJINの「勇者かよ」、これを受けてると解釈するとまたグッとくる。

RPGのキャラクターって初めから勇者に決まってたり、逆に勇者にはなれなかったりとかするじゃないですか。

JINが言う「役割」「身の丈」はそういうままならなさを憂いつつも、それぞれが最も力を発揮できる生き方をすることで得られるものの大きさを知った、みたいな意味合いかなーと。自分は弟のように勇者になることはできないけど、錬金術師とかなんか他の役職として同じパーティで闘う感じ。……コイツさては茅ヶ崎至の影響を受けてるな?と思われた方がいらっしゃったら大正解で〜〜〜す!

 

ちょっと何が言いたいかわかんなくなってきた。とにもかくにも、脚本家さんの綴られた詞にはその物語が落とし込まれてて最高〜〜〜〜〜!っていう話がしたかった(今までの長文is何?)

 

 

この舞台、オリジナル楽曲に加えて、映画では描かれていなかったGReeeeNメンバーそれぞれの過去や想いJINの本心を掘り下げながら、アドリブをはじめコメディ要素も盛り込んで同じ時間にまとめてるの凄くないですか?!

映画の方の、説明を削ぎ落として画面に流れる空気感から何かを感じ取る余地を与えてくれる感じもわたしは好みだったし映画ならではの見せ方だな〜と思った。逆に舞台の熱量や緩急や遊び心は舞台ならではで、わたしたちが楽曲から感じ取るGReeeeNのパワフルでハートフルな雰囲気を投影してたように思う。

 

そこで!アドリブ!覚えてるものをうろ覚えのまましたためます!!!これだけ知りたくてここを覗いてくださった方すみませんお待たせしました!!!!!!

 

 

【アドリブ覚書】

 

──カラオケシーン

SOH・92「その話……長い?」

navi「うん、そこそこ」

SOH・92「じゃあまたの機会に……」

HIDE「ねえ!さっきの話気になる!」

みんな「え!?!www恋バナ?!」

HIDE「うん!」

navi「HIDEくんこわい!HIDEくんの思いつきこわい!!」

 

navi「(恋も諦めてきたの流れで)僕のどこが悪いんだろ……どこが悪いと思う!?!」

HIDE「そういうとこじゃない?笑」 しんどwww

 

navi「恋と愛の違いってなんだろうね……」

(みんな何言ってたか失念、、返答に困ってたw)

navi「この曲を入れます。『もう恋なんてしない』」

HIDE「これあれだよね、♪もう恋なんてしないなんてぇ゛↑↑(裏返り)」

 

navi「てか、恋愛における『重い』って何?重くて悪いわけ?軽いより重い方がいいわけじゃん?!なんですぐ文句つけたがるの!?」

HIDE「いやほんとだよな!ほんとそう!なんで?!」

navi「僕いつもカラオケに行った後フラれるんだよ!」

HIDE「俺たち悪くないよね?!永久迷路!」

92「ごめん!カラオケだからさ、話長くなるとあれだからさ、曲いかない?」

navi「そうだよねごめん!気を取り直して明るい気分になる曲入れます!『別の人の彼女になったよ』」

みんな「重い重い!むちゃくちゃに重いそれは!」

HIDE「それ歌いたい!けど今日は歌えないんだ!w」

92「色々思い出すからやめとこ」

配信入ってるからかな(笑)

 

navi「僕は……恋には破れました。でもいいんです、運命には勝ったんです。だって、恋に破れたおかげで今!こうして!このメンバーに出逢えてるわけですから!拍手〜〜〜!」

3人「めっちゃいい(ぱちぱちぱち)」

navi「だから僕はこの言葉をみんなに贈ろうと思います!『女は一瞬、ダチは一生』」

SOH「よっ!日本一!」

navi「それでね!」

92「あの、わかるんだけどさ、ここカラオケだからさ、曲やろうぜ。いい言葉だったけど」

navi「ごめんごめんごめん!じゃいきまーす、ZARDで『マイ フレンド』」

3人「おー!いいね!」

 

──曲降りてきた!のとこ

HIDE「まって!」

SOH「またない(HIDEの腕掴む)」

HIDE「まってほんとにまって」

 

待たない!と食い下がられたHIDEくん「気が散る!しっ!」

 

HIDE「まって(↑)!曲降りてきたかも!」

SOH「なんで関西弁なのあの人?」 大阪公演verだ〜〜〜

 

 

──「心臓飛び出しそうなんだけど!」のとこ

SOH「(HIDEに抱きついて)どうしたらいいでしょうかあ〜〜神様あ〜〜〜〜」

HIDE「あっ神様?w(92に向かって俺神様?ってしてる)」

navi「うわそーちゃん人いっぱいいるよ!」

SOH「わああああ(倒れる)」

92「やめろって」

HIDE「そーちゃん!そーちゃん!神様だよ神様、神様です(大仏のポーズ)(それ仏)」

SOH「神様〜〜〜!!!!」

92「神様ですじゃないのよあんた」

 

SOH「心臓飛び出しそうなんだけど!どうにかしてくださいもうほんとに!」

HIDE「出てこないから!(笑)」

navi「そーちゃん僕もそうだったよ!初めてのライブなんて特に……うわそーちゃん人いっぱいいる!」

SOH「わああああ(倒れる)」

HIDE「そーちゃん心臓が!はい心臓、はいっ(拾って渡す)」

SOH「ああ、ああ、ありがとう〜〜」

92?「出ちゃったの?」

HIDE「出ちゃった(笑)今戻してあげたから大丈夫」

 

 

──CD出すんだよ!のとこ

SOH「CD!?!CDって、Cと、Dですか!?」

JIN「お前CDわかんねぇのか?!」

 

SOH「CDってあれですか!あの、(なんかめっちゃ喋ってたけど話が違いすぎてみんな『???』になってる)」

JIN?「……それCTだろ!」

ナイスツッコミすぎた(笑)歯科大生らしいアドリブですき

 

SOH「CDって!最悪のときには手裏剣にもなりますよね!!!シュッシュッ!」

HIDE「シュッシュッ!!」

JIN「今別に最悪のときじゃねぇから!」

HIDE「シュッシュッシュッシュッ!」

SOHとHIDEはなんか周波数が一緒っていうか、たのし〜!ってなるポイントが同じなんだろうなって感じで、共鳴し合ってるのとてもカワイイだった

 

SOH「CDって!最悪、フリスビーになりますよね?!なかった時!いけますよね!」

JIN「まあ、なるけどな、なるけどそう使うなよ。そんでな、CDデビューすんだよ」

4人「うおーーーーーー!!!!」

JIN「おいお前ら聞け、……おい、おい!(フリスビー投げるジェスチャー)戻ってこい!」

袖の方まで戻っちゃうnaviとHIDE

JIN「フリスビーみたいに戻ってこいよ」

HIDE「あっそういうことか!おっけおっけ!」

戻ってくる勢いのままJINに抱きつくHIDE

JIN「近えよ!いいよ!w」

HIDE「えなんで?実際こうでしょ?」 正真正銘のわんこ

 

SOH「CDってあのDJの回すとこ、あれ代わりに使えますよね最悪!?」

92「ああ、使える使える、スクラッチいい感じ」

JIN「CDデビューすんだよ!」

4人「わーーーー!!!!」

SOHがnaviをぐるぐる回す、HIDE突然ひとりで袖にハケだす

JIN「おいHIDEどこ行くんだよお前!」

HIDE「ああごめんごめんごめん!」

navi「HIDEくんwww何してるの!w」

HIDE「いやちょっと落ち着こうかなと思って」

 

 

──CDのタイトル考えてのとこ

?「HIDEくん考えて!」

HIDE「えっ俺?!えーと、えーと、おはようございます、よろしくお願いします……」

みんな「???」

HIDE「あっタイトル?」

みんな「え!?wwwHIDEくんこわい!!!!」

HIDE「タイトル、天空の前歯!」

みんな「いいかもしれない……?」いいんだ

(ちなみにカラオケの①と同じ公演。HIDEくんがこわかった日)

 

じゃんけんで92が決めることに。この前にやった手のひらに載せた花びらをフッて吹くモーション付きで「前歯ノムコウ」(SM…P?)

HIDEがそのモーションを何それ!(笑)って面白がって真似してたのきゅ〜〜〜とだった

 

その前のテンポラリーストッピングのくだりでHIDEが突然「パンティ&ストッキング」などと言い出して客席含めみんな「?!」ってなる(「え、同じ授業に居た?」って言われてた)

タイトル決め担当のSOH「パンティ&クリーム」

みんな「?!?!!」

SOH「あの、クッキーアンドクリーム(※31のフレーバー)みたいな!」

HIDE「アハハハハハ!」

一人だけバカ受けすな そしてせめてクッキーアンドストッキングにしてくれ

 

天ぷらにストッキング→コンテンポラリーダンス→テンポラリーストッピング

92「間違いに間違いを重ねて訳わからなくなってる」

 

〜タイトル決めじゃんけん〜

92「勝った人にしよっか」

SOH「負けた人にしない?」

HIDE「おっけー負けた人にしよ」

→92勝ち抜け

HIDE「さいしょはぐー!じゃんけん……」

SOH「ちょっと待って、心の準備させて」

92「なんかすげー汗かいてるけど大丈夫?w」

SOH「いこ」

HIDE「おー全然ぜんぜん」

→HIDEが勝ち、タイトル決定権はSOHに

SOH「なんで俺っ、だからさ俺さっき勝ったのよ!どっかで勝って、負けだったのに……」

92「でもほらそーちゃん言ってたからささっき」

HIDE「そだね、大体言い出しっぺ負けちゃうんだよね」

SOH「ほんとに何も思いついてないんだよね今」

SOHの謎の構えをHIDEと92がSOH挟んで真似

HIDE・92「3、2、1!」

SOH「えーと、『歯茎の間の天ぷらを取るにはどうしたらいいでしょうか』」

(ややウケ)

92「〜〜〜っいけ!もう一押し!」

SOH「『爪楊枝だよね』」

 

ここ、盛り上がる3人を思い悩んでる表情で待っててくれるnaviくんかわいそかわいくて笑っちゃった。naviくんもアドリブ聞いてて笑わずにはいられなかった日もきっとあっただろうな……(笑)

 

 

──歯折ってやるのとこ

JINにお尻を蹴られ、HIDEの台詞引っ張って「負傷兵だよ!」っていうnaviくん

 

JINさんがピックを落としたらしくそれをイジるnaviくん、案の定ぶん殴られる

navi「(僕の)メガネがあ!メガネとピックは大事にした方がいいですよ!」

火に油を注がれ出ハケの袖変えてまで本気でメンバー達を追いかけ回すJINさんwww

 

8020運動の話、小学生で習うんですけどみたいなこと言ってJINさんにキレられるnaviくん見たHIDEくん「兄ちゃん年齢のこと言うとちょっとヤバいかも」

ガキってワード地雷だもんね……!

 

navi「(殴る時)このへん(指輪)だと痛いかな〜って!取ってからでお願いします!」

92「JINさんも痛いし」

JIN「知らねーよ!」拳にもう片方の指輪を付け替え攻撃力上げて追いかけるJIN、逃げる4人

HIDE「なんかあの指輪からなんか出せるんじゃない兄ちゃん、兄ちゃんならできるよ!」

JIN「うるせーーーーーー!!!(HIDEに指輪向ける)」

HIDE「わーー!出ないよ兄ちゃん!」

JIN「スベったじゃねぇかよバカふざけんな!」

navi「ダダ滑りです!」www

 

HIDE「あ!兄ちゃんでも歯折るのだけはやめてね、俺たち歌どころじゃなくなるから!」

navi「それはよくないかもしれませんね!知らんけど!」

92「確かに、知らんけどね」

HIDE「知らんけど!」

JIN「知らねーよそんなもん自分達で勝手に治せや歯科大生が!んだよ知らんけどって!何流行らせようとしてんだよ」

逃げる4人、HIDEくんの前に立ち塞がるJINさんw

SOH「HIDE!」

HIDE「ちょっと兄ちゃんどっか行け!」

なんとか3人と合流

HIDE「もー、今さあ大仏みたいだった!不動!」

navi「聞いてたらどうすんの!」

HIDE「やばいやばいやばい」

JIN「誰が大仏だオラ!」

92・SOH「怒ってる!(逃)」

HIDE「動いてる大仏!(逃)」

navi「知らんけど!(逃)」

 

 

──お前に礼言われる筋合いねぇよのとこ

お尻蹴られた後、袖でJINさんに「蹴り上手いっすね」って言ったことをバラされるnaviくんw

 

JIN「メガネかち割んぞ」

navi「あの!僕のことは嫌いになっても!メガネのことは割らないでください!」

JIN「じゃメガネフライングゲットすっから貸せよ」

みんな「おお、上手い…………」

JINさん袖にメガネ投げちゃう

SOH「取ってきな取ってきな」

navi「視力いいんで大丈夫です!」伊達メなん?!

 

JIN「メガネかち割んぞ」

navi「あっでも!こっちに一応スペアのやつ持ってきてるんで!」

92「やめろって!やめろやめろ!」

SOH「なんで殴られる気でいんだよ!」

JIN、スペアのメガネ折ろうとする

navi「あー!待ってください!違うんですよ!でももう一個あるんです!」

サングラス取り出すnaviくん

92「なんでそんな持ってんだよ!」

JIN「おい……(笑)ちょっと待てよ!w」

HIDE「それ、俺ずっと欲しかったやつ!」

JIN「お前それ、俺のっていうかなんか私物だろうが!!!w」

92「私物ってなんですか」

HIDE「(私物のサングラスかけて)似合うっしょ(笑)」

navi「いいよいいよ!似合う似合う!高そうだね!」

SOH、92も順番にかけていく(笑)

HIDE「兄ちゃん良かったねー!」

JIN「お前らマジで歯抜くぞ(笑)」

HIDE「じゃあちょっと丁重にね!丁重に扱いますんで」

navi「一旦お返ししときます!」

JIN「なんで俺にお返しすんだよw」

navi「今後に響くかなと」

ここからいつも通りの音取りへ、と思いきや

JIN「ストップストップ!もう一回」

HIDE「あれ?なんか……かっけってるぅ……(笑)」

私物のサングラスかけてるJINさんwww

 

大楽、あらかじめ楽屋のどこに崎山くんのサングラスがあるかを確認してから持ち出し日替わりに使うという所業をやってのけた太田くんでした。日替わりへの熱の入れ方がえぐいんよ

 

 

──お母さんが内緒にできないとこ

母「あーー!スピーカーがホコリまみれ!」

HIDE「母さん大丈夫大丈夫きれいにしてくれる人がいるからねっ」 メタい(笑)

父帰ってくる、HIDE頭ぶつける

HIDE「っ、大丈夫です」

父「……診てやろうか?医者だから」

HIDE「あっ……ありがとうございます、大丈夫です」

 

HIDE「言わないって約束しよ!あの〜あれ!ちょっとわかんない!!」

母「ゆびきり?」

HIDE「それ!ゆびきりげんまん、嘘ついたら針千本のーます!」

母「無理〜〜〜〜〜!」

HIDE「嘘ついたっ!」

母「嘘ついた!?!」

HIDE「間違えた!!!」

これ可愛さの波動で地球が割れてしまうかと思った そうでなくても劇場にいなければカワイーーーーッッッ!!!!!!て絶叫した音の振動で窓割ってた 世界平和親子

 

HIDE「母さん言うこと聞いて!お母さんでしょ?」

母「お母さんはお母さんよ?」

HIDE「でしょ?俺のお母さんでしょ!」

 

HIDE「CDが出たらそこから勉強に集中す、」

だるまさんがころんだやり始めるお母さん、振り返るたびに動き止めるHIDEくん

HIDE「これだるまさんがころんだ?!だからレコードた、いしょうとか、紅白と、かは、難しいと思う!タッチ!も〜〜〜母さんタッチした!もう母さんの勝ちでいいよじゃあ!」

母「いいの?!」

HIDE「いいよ!」

母「やったー!」

HIDE「も〜〜しょうがないな、ね、母さん」

母「なに?」

HIDE「えっw聞いてないの?!?」

母「聞いてる聞いてる!」

HIDE「だから、CDが出たらちゃんと勉強するって話!おはなし!」

母「うん!」

HIDE「だから、よろしくね!」

母「なにを?」

HIDE「?!ああっ、じゃもっかい話すよ!」

(ここデフォなので中略)

HIDE「母さん内緒だってば!」

母「すいませ〜〜〜ん!聞いてくださ〜〜〜い!」

HIDE「やめてくださ〜〜〜〜い!!!」

母「(配信カメラに向かって)すいません聞いてくださいうちの子……内緒なんですけど……」

HIDE「(キョロキョロ)どこに、だめだよぉ母さんちょっと落ち着こうね、約束しましょうじゃあ、ゆびきりげんまん嘘ついたら針千本のーます、指切った!はいだめ!」

母「すいませ〜〜〜〜〜〜ん!!!」

HIDE「ちょ母さんやめてくださーーい!」

父「帰ったぞー」

母・HIDE「出たあーーーーーー!」

 

④と同様だるまさんがころんだするお母さん、途中で突然走り出して袖にハケちゃうw

HIDE「だから、レコ……えっ母さん!で、ど、ちょっと待ってどこ行くの!!!(笑)やめて!ちょっとちょっと!も〜〜〜しょうがないな!」

追いかけてハケたHIDEくん、お母さんをおんぶして登場

(デフォ略)

HIDE「いやだから内緒だってば〜〜〜!」

母「奥さん、ホンマ聞いてください」

HIDE「ちょっどうしたの関西弁!母さんいつもそんなんじゃないじゃん!落ち着いて!」

母「どない思います?うちの子!」

HIDE「母さん母さん、やくそくげんまんしよ!はいやくそく、」

母「約束?ゆびきり?」

HIDE「あっ、ゆびきりだ!ゆびきりげんまん嘘ついたら針千本のーます!ゆびきった!はい!」

母「奥さん!あの、聞いてください……」

HIDE「も〜〜〜何回言ってもダメ、母さん落ち着いて!もう一回いくよ!やくそくげんま……ん?違う」

母「な〜に2回目?!」

HIDE「ゆびきりげんまん嘘ついたら針千本のーます、ゆびきった、ハイいかないでもうこのまま待機!ダメ!」

父「帰ったぞー」

HIDE「出たあーーー!(頭ガンッ)いった!くそ、やべ。まずい」

父「玄関でだいぶ待たされたんだけど。何かあったのか?」

HIDE「いえっw、何もありません、すみませんでした」

 

もう総じてこの母あってこの息子ありって感じだった可愛すぎた……

 

 

──ファンレターのとこ

売野「GReeeeNへのファンレター!あと箱の中になんか植物とか入ってて、グリーンだからなんだかなんなんだか……」

 

売野さんなんかすごく喋ってたけどマジで内容が何も伝わってこなかった日

JIN「何言ってんだあの人…………」

 

売野「JINくん……ありがとう」

JIN「え?」

(お?東京前楽だから泣かせにくる感じ??)

売野「(良いこと言ってるけど途中でしっかり噛む)」

JIN「大事なところで噛むとか……」

売野さんのハケた袖からガンッ!って音してたぶん何かを叩いて悔しがってたのJINさんも観客も笑ったwww

 

売野「ファンレターだけじゃない!あの段ボールの中にはね!夢や、希望や、その他諸々の色んなものが入ってるんだよ!!だからね、それを受け取って僕たちは、みんなに感動を与えなくっちゃあいけないんだよ!!!」

JIN「……確かに…………(引)」

売野「JINくん。あの段ボールの中身、ファンレターの次に多かったもの何かわかる?」

JIN「あー……入浴剤」

売野「That's right.」

JIN「おお当たったマジ?!」

売野「よろしくね!」

JIN「まあ確かに、入浴剤貰えるのは嬉しいなうん……」

実感滲み出てる感じ笑う

 

売野「JINくん!実は、今日まで黙ってた大事なことがあるんだ。それを、今日はね、詩に書いてきたんだ。だから、笑わないで聞いてほしい」

JIN「ちょっと、段ボールいってきま……」

売野「ちょっと聞いてくれ!すぐ済むから!……ちょっとね、詩の朗読ってのは初めてだからさ……読むね…………『JINくんへ ああJINくん 大好きなJINくん』ああいや違うんだよ大好きってのはそういう変な意味じゃなくて普通の人間として」

JIN「ああ(笑)」

売野「や、ちょっと汗かいてきたな、詩の朗読って初めてだから緊張してきちゃって、ちょっとこれ持っててくれない?汗拭くから(メガネ渡す)」

JIN「見えるんすか?これなくて」

売野「あれ、これ(ポケットチーフ)取れないや!ごめんすぐ読むから!『JINくんへ ああJINくん 大好きなJINくん 僕は君に謝らなきゃいけないことがあります。僕はプロデューサーというのはメガネをかけているものだという安易な発想のもと、ずっと目も悪くないのに伊達メガネをかけていました。ごめんなさい。だから僕は今日勇気を持ってこの伊達メガネを外します』(外そうとして)……あれ俺いつ取ったっけ」

JIN「いやもうw」

売野「ああごめんね!いやJINくんが好きっていう気持ちは本物だから!ごめん!ありがとう!……(いつものテンションに戻って)段ボール、よろしくね」

JIN「いや…………wwwもうちょっと人間不信になりそうだ、怖いな……」

 

 

覚えてたもの(と配信見ながら文字起こししたもの)はこれくらいかな……冒頭、naviくんの名前の由来とかプロとアマの違いの日替わりはあまりにうろ覚えすぎて断念!いやもう日々多々アドリブで遊んでて覚えきれんて…………公演始まる前からGReeeeNメンバーが仲良すぎるのは伝わってきてたけど、それが余すことなく舞台に載ってましたね〜〜JINさんとのやり取りもすっごく愛おしい。

 

さて、そろそろキャストさん、主に推しのお芝居について書いていくコーナー始めないと永遠に書き終わらんこれ。

 

まずは推しを。HIDE役、俊樹くん

このタイミングで俊樹くんがこのHIDEという役を演じたこと、どうしたって本人の境遇と重なって見えてしまう部分はあったし、見方は人それぞれ自由だからそれはそれでいいと思ってて。

ただ、俊樹くんが「僕自身の感覚になってはいけない」「HIDEさんの過去の経験があった上での物語」っていうことを意識して演じていたことは絶対に心に留めておきたいなって思う。

俊樹くんが役と自分の間に一線を引いて、リスペクトを持って丁寧に接するところがすごくすごく好きだなっていうことをパンフのこの一節を読んで改めて実感した。

 

あと映画のHIDEの数十倍明るくパワフルで挙動が激しくて懐っこくてリーダーシップのある役作りをしていて、それは俊樹くん自身が言ってるようにライブで観たHIDEさん本人から感じ取ったものを写してるからなんだろうなっていうのをこれでもかと感じられて良かった!

 

それに歌における声の使い方も日に日に変わっていって、また新たな歌声を聴けた幸福感がやばい。俊樹くんってほんと〜〜〜に声を操る技術がすごいんだ……そういう声も出るの!?!を毎度のように更新していく。恐ろしい。

GReeeeNの楽曲ってやっぱり俊樹くんが普段その硝子みたいに透き通って想いを映し出す歌声(これポエムです)を響かせてる曲たちとはジャンルが違っていて、だからこそ聴いたことのない歌い方を目一杯堪能できて物凄く楽しかったわけなんだけどそれはそれとして、開幕冒頭で俊樹くんの持ち味を生かした歌唱をファンの人以外にも聴いてもらえる嬉しさと、これから俊樹くんの歌が聴けるぞ〜〜〜っていう高揚感に包まれるっていう意味でも『影』は大好きなM。吉谷さんに感謝……

あと、個人的に俊樹くんがエーステの現場とかで歌のリーダーシップとってるって話が狂おしいほど好きだから、アカペラのとことかでそれが垣間見えてすっっっっごく沸いた。

 

役の話に戻ると、境遇的にリンクする部分を差し引いても、HIDEには俊樹くんと通じる部分があるってことを、終盤の台詞でいつも確信する。

「応援したり、元気づけられる声を届けたい」

これツイートでも度々言ってることなんですが、俊樹くんは常々「みんなの日々の力となれるように」「何かを与えられるような表現をしたい」「何か辛いこととかあったら今日のことを思い出して(トルライ春での挨拶)というようなことを伝えてくれているひとで、その想いは大楽挨拶でやくそくげんまんしていた内容にもありありと表れてたわけなんですが。そういうハートの部分でHIDEとすごく通じるように見てとれて、この役に俊樹くんを当ててくれてありがとうございましたの気持ちが尽きない。

あとは心の底から音楽が好きなところ!ありきたりな感想だけどほんと〜〜〜に楽しそうに歌ってて、観てて嬉しかった。歌が好きな人の歌う歌って聴いててやっぱり心地良い^^

 

性格的な部分で言うと、HIDEって聞き分けのいい可愛いわんこに見えて結構頑固だし執念とか負けん気もあるのが人間味あって好きだったな〜。歌詞は変えない!って言い張るシーンが特にそれを表してて大好きな反面、身を切られる思いで歌詞を変えたJINとの対比を際立たせててしんどかった。

ただこの兄弟、対照的な気性ではあるんだけど、イライラしたり焦ったりして心がぐちゃぐちゃ〜〜ってなってる時に眉間とか目の辺りを撫でたり自分の髪を掴んだりする仕草が似てるし、小競り合いやもっと大きいぶつかり合いをする時の温度感って言うのかな、なんかそういうのも同じで、一緒に育ってきた時間がわかるのが良かった……

口論の時に投げつけ合う言葉は日々違ってたし、言い回しや間も公演ごとに生まれた感情をその勢いのまま放つがゆえの変化に富んでたから、喧嘩シーンのお芝居たのしみにしてた毎回。男兄弟のぶっきらぼうさを意識した俊樹くんの、これまで見たことのない表情や口調を引き出してもらえて嬉しかった!

 

そんな感じで総じて魅力的で愛おしい役柄、お芝居だった俊樹くん演じるHIDEくん(そのまとめ方、俊樹くんお得意の力技と同じやつ)。

 

そのHIDEくんとの対比をハッキリと描かれたJINさんはもう、ハチャメチャに感情移入してしまう役柄だったし、そうさせるお芝居で熱量を毎公演爆発させる崎山くんが圧巻素晴らしかった本当に!!!!!

本心を語るシーンでは舞台上も客席も全部揺さぶって涙させてたし、日常の会話のシーンも限りなく等身大の在り方と息遣いで、JINさんの人生を生きてるっていう説得力が凄まじかった。以前ほかの舞台で拝見して感じてた、崎山くんのお芝居好きだな〜っていう気持ちが増し増しになったので、また別の作品でもお目にかかりたいなと思う次第であります。あわよくば俊樹くんとまた共演していただきたい!

 

崎山くんに負けないくらいアドリブの機転が天才だったnavi役、太田くん。以前から気になってた俳優さんだったので、今回お芝居を観ることができて更にお人柄もなんとなく伝わってきて楽しかった!

いや〜〜〜〜〜お歌が上手い!!!!めちゃくちゃ好きな歌声!欲しいところに音がスパーンと来るしクセの付け方とかなんかもう全体的にどストライクだった。太田くんの歌声、それもnaviパートで、GReeeeNの曲、中でも『声』を聴けてしあわせでした!

台詞の言い回しも表現がハッキリとしていて、声優業をされているというのが納得でしかない抜群の聴き心地の良さ。系統が違う他の役のお芝居も観てみたいなと思いました。

 

92役、岸本くん。TLでもその類のツイートを度々お見かけしたけれど、オーラからとんでもなくかっこよくてエッ何事?!?となる。綺麗なお顔で飄々とした佇まい、落ち着いて響く低音の声、しかも歌ウマさん。92とHIDEがすごく観客に目を合わせにくるのを感じて(わたしがセンブロ下手寄りの女だったせいかもしれない)あれはちょっと危ない、落としにかかってる……映画見た感じ女の子に人気がある軟派な役柄の印象なんだけど、岸本92くんもどう見ても爆モテ大臣(?)だった。

アドリブ中も焦ることなく構えてて、JINさんにも臆さず意見できる、グリーンボーイズの支柱的な頼れる雰囲気醸されてたけど、どうやらご本人はゲラとの情報があるのでメイキングめちゃくちゃ楽しみ(笑)

 

SOH役里中くん!お芝居を拝見するのはエーステ、生執事に続いて今回が3作目だったんだけど印象がガラッと変わった、いい意味で!

配信とかバクステの感じ見てて、クールなひとだと思ってたわたし、アドリブ大暴走と日々の舞台裏エピソード(ボイスメッセージとか楽屋でのボケツッコミ兼任とか)にひっくり返った。もしやめちゃくちゃ面白いひとなんか……?!と思ったら大楽、劇中から挨拶まで爆泣いててカワイイも追加された…………生執事のバクステでも涙もろい(意訳)って言われてたもんね!

生執事までは俊樹くんとの関係性があんまり見えなかったのが、この舞台で一気に距離縮まったのが伝わってきた!嬉 『放課後なにしとん?』待ってます(ずっと言う)

低音の歌声がとっってもかっっこよかった〜!SOHさんパートぴったりだったんではなかろうか。

 

売野さん役の大石さん

かっこいいですよね……すらっとした佇まい食えない大人のお芝居、心地よい緩急、どれも好きでした!

売野さんから言われた言葉をJINさんが意識してかはたまた無意識かグリーンボーイズにも言うあたり、抉るような発言がありつつも正論な部分があったことをJINさんは認めてるんだろうなっていう風に見えて、ただただ嫌な役にならなかったのが好きだった。

実はきっとアドリブで遊ぶのがお好きな方なんだろうな……と観劇2回目から思ってたら案の定でした(笑)日替わりシーンでJINさんとの距離が縮まってる感じがより見えるのなんか嬉しかったな〜。

 

結衣ちゃん役、朝倉さん

カワイイーーーーーーーッッッ!!!!!!(フォントサイズ100)

軽率ながら、お顔もお声もお芝居もぜんぶ好きでした!見惚れてしまう、聞き惚れてしまう驚きの透明感……他の役柄も見たすぎる!

bio見て元アニー役なことを存じていたので歌ってもらえたりはしないだろうか……などというこれまた軽率なことを思ってました。またどこかで歌声も含めてあの美声を聴けるといいな〜!

 

珠美(お母さん)役の遠山さん

もう本当に本当に本当に本当にかわいくて!!!!かわいすぎるお母さんとHIDEくんのやりとりを毎公演届けてくださりありがとうございましたの一言に尽きる。ず〜〜〜〜〜っと癒しだった……それでいて包容力もすごくて…………

GReeeeNの歌で父母のことを歌う曲を聴くたびに、遠山さん演じるお母さんの温かさと明るさが脳裏に浮かぶようになりました。大変愛おしいお母さん像をありがとうございました♡

 

誠一(お父さん)役、羽場さん

わたしがこんなとこに感想を書くのもなんだか恐れ多いですが……!厳格な父親の存在感が紛れもなく物語の基盤であって、それが綻びを見せる瞬間や、最後に息子たちを激励し二人の作る音楽を意図せずとも認めた瞬間、訴えかけてくるものの大きさが凄まじかった。

HIDEが頭ぶつけるところでたまにアドリブをしてくださる時があってちょっと嬉しかった(笑)大楽の挨拶もお茶目で素敵で、俊樹くんが優しい方って言ってたのが伝わってきた。息子たちに愛をもってお父さん役を演じてくださったことに感謝!

 

前述しましたがダンサーさんの熱演にも圧倒されました。たくさんの役を演じ分けられていて、ダンスもこの音楽劇の魅力を目一杯体現されていて、あわよくばそれぞれ定点したかった!

 

そして生バンド最っっっっ高でした。楽曲の演奏そのものに心揺さぶられたのは勿論、めちゃくちゃいいところで鳴り響くドラムの音に心臓グッて掴まれたり、最後の『キセキ』の演奏でこの物語の余韻を余すことなく体感させてもらえたり。本当に贅沢だった……!

 

あと!!!ライブ空間を作り上げる照明、リアリティを演出する映像、胸に迫る音響、隅々まで行き届いた運営と制作、感染対策や配信対応など、その他にもたくさん尽力してくださったスタッフさん方に敬意を表します。本当にお疲れさまでした!!(演出部の皆さんが曲中に袖でペンラ振っててくれたりバラシも待ってくれたりしたという話……愛がデカすぎる涙)

 

 

ん〜〜〜〜語り尽くせたかな……また何か思い出してアアーーッてなりそうだけどそれはツイートで零すとして、とにかく胸を熱くさせてくれたこの舞台を観た記憶を熱の残るうちにここに書き残せて一安心。他の舞台も今度からはそうしたい……今年見た舞台…………今年中には感想まとめたい……………………(押韻

 

 

弟の足を引っ張っていると言われた兄が弟を夢に見た舞台へと引っ張り上げ、ずっと一緒にやっていたいと思える仲間とともにたくさんの人に夢を見せる、そんな弟たちの音楽を作り届ける姿は、紛れもなく心の医者であって誰かにとっての光だと思う。というのがこの物語全体の感想まとめ。まとまってない!!!!!!

 

 

大楽挨拶で崎山くんが教えてくれましたが、映画公開直後から企画が動いていたこの舞台作品が、社会状況など様々なしがらみを乗り越えて今、このカンパニーで上演され、無事に幕を下ろしたことに心から感謝しています。

そのキセキに立ち会えて本当に良かった!

 

 

GReeeeNの歌にもあるように楽しいだけじゃない、でもだからこそ心に響く、キラキラとしたエネルギーに溢れた作品でした!カンパニーの皆様ありがとうございました〜〜〜!!!